努力は裏切らない？～辛いときは今がゴールではなくプロセスと思うこと～

kakikenです。

東京オリンピック盛り上がっているね。

選手によっては最高の結果もあれば、最悪の結果もある。

そこで感じるのが努力ってやつ。

金メダル取れれば『努力は裏切らない、努力は報われる』と語る。

しかしその努力が報われない選手もいる。

頂点目指して、みんなが遊んでいる時、楽しい青春を犠牲にして努力し続けて来ても、ここ一番で力を発揮できなかったメダル候補もいる。

『努力は裏切る』

そう思うだろう。やりきれないだろう。

私も物書きとして痛いほど気持ちがわかる。

これに賭けていた作品が全く評価されなかった時の絶望感。

あれだけ時間酷使して、体ボロボロになりながら書き上げたものが一瞬にして消えてなくなる。

己の無能さに絶望。しばらく立ち直れない。

どうやって立ち直るか。

真面目な人は「まだ努力が足りないんだ」と思う。

でもそれは苦しいよ。

一番いいのは

「今はまだプロセス。ゴールはまだ先にある」と思うことだ。

今回のオリンピックでいえば、もしかしたら次のパリ五輪がゴールかもしれない。

もしかしたら選手としてはダメで、現役引退してからコーチとして経験を活かしてメダリストを指導することがその選手のゴールなのかもしれない。

もちろんそれが本意かどうかわからない。

人は自分の望みが叶うようにしたいもの。それが最高の幸せだと思っている。

しかし、それは正しくもあり、間違いである。

自分が望むことが実現することが必ずしも幸せではないってこと。

望みが叶っても、その後の人生で没落する人間もいる。

甲子園で活躍してもその後ダメになるって選手、甲子園で優勝した選手が犯罪で捕まったなんて話あったよね。それだと全て台無しだ。

その時は良くてもトータルでダメなんてことはたくさんある。

目先の結果に一喜一憂してはいけない。

人生の絶頂がどこかなんてわからない。

決めつけるのはよくない。

だからすべてにおいて、今が絶頂とは思わないこと。

まだ先がある。もっと先に幸せがある。

そう思って生きていく、努力していくのが一番だ。

そうすれば思える日は必ず来る。

努力は裏切らないって！