kakikenの部屋

BADASS WRITERの戯言

え、もう最終週? 歴史的駄作?盛り上がりゼロだったいい人だけの朝ドラ『おかえりモネ』

kakikenです。

 

驚いたな。「どこで盛り上がるんだ」とクライマックスに注目していた朝ドラ『おかえりモネ』だったが「あれ? 何かまとめに入っているな」と思っていたら今週で最終回だって。

えええ!!!

どこで盛り上がったの?

 

作者の思い、制作側の思いはわかる。

凄く伝わっている。くどいくらいにね。

東日本大震災から節目の10年、その年のドラマだから『大切な人を失った人のドラマ』みたいなテーマだったんだろうけど、その思いが強すぎたな。

視聴者が見たいのはそこじゃないんだよってことに気づかなかったな。

ドキュメンタリーで見せるようなことをドラマで見せていたな。

真面目だけど、薬にも毒にもならない。

ドラマにする必要ないよ、そんなもの。

 

主人公、魅力ある女のコに思えなかったな。

見ていて元気を貰えそうなコではなかった。

朝ドラって、みて明るく元気になりたいんじゃない?

真面目なコ。それだけ。以上。

ストーリー展開もご都合ばっかり。

全体的にリアリティーがなかった。

主人公だけでなく、脇のキャラも基本善人。

そこがね、リアリティーの無さを強めていたな。

悪人なくしてドラマにあらず。退屈すぎる。

これなら断然『おちょやん』『エール』の方がドラマだった。

きっとすごくロケハンとか取材したんだろうけど、ドラマとしては歴史的駄作でした。

こんなのが採用されるとは、ドラマが何かをわかってないんじゃないの?

これは創作者にとって反面教師になる教材としては最高だけどな。